忘年会

昨日、12月16日にひとつの会防府事業部の忘年会を行いました。
ひとつの会の職員教育方針の中核が「放し飼い」ですのでみんな自由奔放に育ってくれています。
みんなビールを注ぎに来てくれるのはありがたいのですが、
どんどん来てくれますので、まるで披露宴の新郎状態です。(本音はうれしいのです)
その上、飲み放題ですのでみんな飲むは飲むは・・・・
給与が安い、昇給が少ない、休み時間が取れないなどなど、
職員さんたちの愚痴や文句も絶好調。
めちゃくちゃハイテンションな忘年会です。
ただ職員さんたちに対して申し訳ないなと思うことの一つに、
ひとつの会が新設法人でこの業界では本当に若い法人であるため、正直に言うとお金がない。
事業というものはいづれも同じだとは思いますが、
ある一定規模になり、収入が損益分岐点を超え、なおかつ返済後にお金が残らなければお金を回すだけで必死です。
ちなみに僕たちの業界では年収10億ないと将来存続は難しいといわれています。
法人立ち上げ当初、これじゃ資金が足りなくなるのではないかと心配で眠れない日々が3年間続きました。
ある時は、個人的にお金を借りて法人の資金に入れたこともあります。
しかし、やっと、ほんとうにやっとなんとか資金が回るようになりました。
こんな状態ですから、僕の給与は法人立ち上げ時に個人的に借りたお金を返せば残りません。
それどころか借金返済のための給与発生しているわけですから、
生活給の主体である他法人で職員として勤めているほうの給与からめちゃくちゃ多くなった住民税などの税金が引かれてしまいます。
ですから本当の本当の話、手取りでいうと非常に苦しくなっています。
社会福祉法人の立ち上げ時の資金は個人の寄付で行いますから、僕が大金持ちならよいのですが、
そうじゃない場合は個人的に借金をしてそれを返し続けなければなりません。(金額が本当に大きいですから・・)
じゃあ給与を上げたらと思われるかもしれませんが、
自分の給与を上げるくらいなら少しでも職員さんに多く上げたいと思います。
僕は好きでこんなことをしています。
お金がなくても幸せです。
でも職員さんたちの生活は守っていかなければなりません。
それは事業主としての義務だと思います。
きれいごとではないのです。
職員さんがいてこそ僕たちの事業は成り立つのです。
ですから職員さんたちが元気であることが僕にとって一番の幸せなのです。
僕には夢があります。
今は苦しいかもしれませんが、必ず経営をどっしりと安定させ、
職員さんたちが「ああ、ここに勤めていてよかった」といってくれる日が来ることです。
そしたら最高に幸せだろうなあ・・・・・
職員さんたちの頑張りで、来年度やっと目標の10億に手が届きそうなところまで来れました。
法人の運営を安定させ、僕の大好きな「大判振る舞い」が職員さんたちにできる日を夢見つつ頑張っていきたいと思っています。







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