助け合い

国立病院管理研究所の専攻科時代、
いっしょに机を並べた福島県の友人から電話があった。
じつは先日、愚息が4月より3か月間福島県の特養に介護職員として応援に行くことになったので、
よろしくと福島の友人たちにメールを送った。
そうしたら早々の電話で、
応援に対する感謝の言葉と、
休みの日には是非うちに泊まってゆっくり呑んでくれとのうれしい申し出であった。
友人の家も除染のために庭の表土を撤去したりで、
やはり大変だったらしい。
今朝、テレビで福島市と山口市が防災協力都市協定を結んだとのニュースが流れた。
はなれた市どうしでどちらかに災害が生じた場合、
救済物資を送ったり人材派遣をするなどの協力体制を構築するのだという。
たしかに離れていれば同時に災害にあう危険性もないし、
無事な市が応援することは十分できる。
素晴らしいことだと思う.
冗談交じりに、
福島に入るにはまず白虎隊のお墓の前で土下座してなどと言っていたので、
白虎隊の生き残りの青年、飯沼定吉を山口で養育した話をすると、
へえ~~~といいつつびっくりしていた。
戦争は別として助け合うことは民間レベルではすでになされていたのだ。

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