「稽古とは、一より習い十を知り、十よりかえるもとのその一」【DS たまのや】
- 2018年 6月9日
- カテゴリー : ひとつの会日誌
- 投稿者 : ds_tamanoya
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「稽古とは、一より習い十を知り、十よりかえるもとのその一」
これは、千利休さんが、茶道の心得として話した言葉です。
先日、たまのやでは「お茶会」を行いました。
茶道の心得のある職員が、お抹茶をたて、和菓子と一緒にいただきました。
「お抹茶をデイサービスでいただけるとは思わなかった」
「姿勢が凛とした」
「和菓子の甘みと、お抹茶の味がとてもいい」
「着物を着てたててもらうと雰囲気があるね」
と、様々なご意見をいただきました。
デイサービスでは、日常的空間の中に、非日常的空間を取り入れ、
そのサプライズで生活意欲の向上を図る。そんな機能も必要なのでは
ないでしょうか。
その、証拠にご利用者の様々な表情に出会うことができました。
茶道の心得をもつ職員は、現在も茶道の勉強を欠かさないそうです。
私たちも、今のケア、サービスに満足することなく、
「稽古とは、一より習い十を知り、十よりかえるもとのその一」
の言葉の通り、基本に立ち返り自分たちの提供しているケア、サービス
が、ご利用者の為になっているのか、満足して頂けるものとなっているのか
を考えていこうと思います。
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