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多職種連携への第一歩 【DS たまのや】

先日の、夕方の申し送りでの一コマ

その日は、体調不良のご利用者がおられ、柔軟な対応が

要求される1日でした。

 

昼過ぎ頃介護職員より「○○様 いつもと様子がちょっと違うんです」

と看護職員に伝達する。看護職員はバイタル測定や顔色などから

「ちょっと違う」という介護職員の感覚を数値化し、身体状況の確認をする。

「これは早めに病院へ受診した方が良い」と判断し、生活相談員へ報告。

生活相談員はご帰宅後、病院への受診が可能か、帰宅後の見守りが可能なのか、

安全に自宅で過ごすためにはどのような調整が必要なのかを考慮して、

利用終了を判断し、ご家族、ケアマネージャーへ報告・相談する。

その結果、早めの受診で病状の悪化を防ぐことができました。

 このことは、介護職員は「何か違う」と気づけた観察力から始まり、

その状況から予後を想定した医療専門職である看護職員の判断力、

帰宅後の対応などを考えた生活相談員のケースワーク。

専門職集団が、個々に専門的な役割を果たし連携して、

ご利用者のケアを行えていると感じられた一コマでした。

 このことを、夕方の申し送りの際に、全員でフィードバックし

多職種連携の大切さをみんなが感じることができ結束を強めた

成功体験となりました。

 専門職は時に意見の食い違いから衝突する事がありますが、

お互いの専門性を理解し、お互いを尊重し合い、ご利用者の

安心できる場所を作りたいと一致団結した日となりました。

また、お互いを大切にしあえる職場でありたいと誓った日ともなりました。

 

これもすべてはご利用者の笑顔の為に!!

 

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