命をかけて

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全国老施協から組織内候補として「かくた充由(みつよし)」さんが参議院全国比例区に出馬する。
若干43歳、現場たたき上げの若さあふれる誠実な人だ。
彼の性格を表す二つのエピソードがある。
それは昨年開催された北海道で全国大会でのこと。
全国から参加された多くの介護現場の仲間達、一人ひとりに丁寧に握手されていた。
おそらく2000人を超える人たちと寒空のなかずっと握手をしてきたのだろう。
まさに風船のように手が真っ赤に腫れ上がっていた。
また広島県老施協総会でのこと。
僕の中央情勢報告の講演の後、かくたさんの挨拶があった。
5分くらい話されていただろうか・・・
突然言葉が止まった。
すぐそばにいたので大丈夫かと声をかけた。
連日連夜の強行軍ともいえる地方老施協への行脚による過労が原因と思われるが、
彼はなんと話しながら一瞬気を失っていたのだ。
彼の誠実さは熟知していたつもりであったが、ここまで誠実とは・・・
我が身をまさに顧みない誠実な人がここにいた。
こんな人こそ、福祉の代表として国会に送りたいと命をかけて思った瞬間である。

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