たまのや流 年末年始の過ごし方 【DSたまのや】
- 2017年 1月10日
- カテゴリー : ひとつの会日誌
- 投稿者 : ds_tamanoya
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皆様、あけましておめでとうございます。
2017年がスタートして1週間が経ちました。
年末、たまのやでは「しめ縄作り・餅つき」など新たな年を
迎えるにあたっての準備をしました。
そんな中、一人の職員が・・・。
「私たちいつもご利用者にゆっくり入浴して下さいと言っていますが、
本当にゆっくり入浴ができていますかね?一年の終わりにゆっくり
話しながらお風呂を楽しんでもらいたいのですが…」と言ってきました。
その周りの職員からは
「そういえば、ご利用者さんとゆっくり話す時間も年末に作りたいね…」
とみんな意気投合!!ならば!!!
入浴剤をいつもと変えて「登別・湯布院・草津」などの入浴剤を使っていつもより
時間を延長してゆっくり入浴をしてもらいました。ご利用者からは「香りがいいね」
「あの職員さんのこんな話が聞けたよ!笑ったよ!!」と、とても良い表情を見せて
いただき笑顔で2016年を締めくくることができました。
今回の事で思ったこと…。
私たちは、看護・介護職である前に、対人援助職です。
重要なことは、ご利用者とゆっくり話をして、ご利用者自身の気持ちや価値観などを聴き取り、
その価値観に添ったケアへとつなげていくこと。援助に重要な原則として位置づけられる
自己決定の原則は、本人に生き方を決めてもらう事の他に、ご利用者本人が、生き方を決める
プロセスを支えることにあるのではないでしょうか。
その答えをご利用者自身が導き出せるよう専門的に支えていける
「専門職集団」でありたいと考え、職員一同2017年も「主語はご利用者」で努めてまいります。
なかなか素敵な内容のお話、
視点をご利用者さま視点に変える・・・
簡単なようで難しいと思います。
視点をサービスを提供する側にすれば仕事は楽、
ご利用者側にすればどんどんきつくなるかも・・・・
でも生き残っているサービス業のすべては、
後者です。