時代にそぐわない制度の再構築を望む


認知症対応型生活介護
通称、高齢者グループホーム
以前にも投稿しているが、
僕はグループホームが大好きだ。
施設ではなく家庭のように、
お年寄りも職員さんたちも一緒に暮らす。
認知症のお年寄りにとって、
人とのつながりやふれあいがとても重要だ。
しかし世の中は大きく変わった。
すべての業界において人手不足は最大の問題だ。
そのような状況の中で、
グループホームの人員配置は非現実的だ。
日中において1ユニット必ず1名の配置。
なおかつ日中の時間帯において常勤換算で3名以上の勤務者層勤務時間の義務付け。
夜勤者も必ず1ユニット1名の配置。
1ユニットには9名のお年寄りが暮らしていらっしゃる。
尚且つスプリンクラーの設置や消防署への緊急連絡の義務付け。
いくら認知症に対応するとしても、
この人員配置では現状の介護報酬では完全に赤字だ。
グループホームは認知症のの方々にとって最後の砦だ。
しかしその砦が人材不足、低い介護報酬によってどんどん閉鎖している。
事業継続の為に僕は2ユニットのグループホームを3ユニットのお願いを山口市にした。
今までのやり方では潰れてしまう。
制度を作る国はもっと現場の悲痛な叫びに耳をふさがないで欲しい。

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  • ツーショット!
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  • 皆さんお待ちしています
  • これは右側に泳いでます。。。
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  • 満員御礼