パジェロミニ
先日の3月22日に予算理事会を開催した。
今回の報酬改定で、想像以上に厳しい予算になった。
思わず「ん・・・・・・」と唸らずにいられない。
しかし広い目で考えてみれば、
なんと今まで恵まれていたのか・・・・
韓国のメーカーに王座を奪われた日本の薄型TV、
わけのわからん円高に苦しまされ翻弄された自動車各社はじめ輸出中心の日本の産業界、
それら一般の業界から比べたらなんと我々の業界の恥ずかしいばかりの甘さ。
まさにぬるま湯にどっぷりつかってゆでガエルになるのを待つばかり。
先日、三菱の名車、パジェロミニが生産を終了するとのニュースが出ていた。
ぼくも以前、三菱ふそう自動車に勤めていたこともあって、
パジェロには特別な憧れを抱いていた。
そのパジェロの子供的存在のパジェロミニは爆発的に売れた。
かっては1年で10万台も売れたこともあった。
そんな名車もいよいよ生産をやめる。
常に変わり進化する、
弛まぬ努力と知恵の捻出、
時代、ニーズの変化に対応していく柔軟性、
どれが欠けても淘汰される。
僕らの業界も報酬改定を嘆くよりも、
今、血のにじむような努力をし、
行政に頼り切った甘い体質から脱却し、
大きな変革をしなければならない時だと思う。
たとえ介護保険がなくなり全額実費としても、
ぜひにと言われるような魅力のあるサービスに変えていかないと、
いずれ消えてなくなるのは必置だ。
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