高齢者複合施設「フィラージュ開出」工事1
来春オープン予定のフィラージュ開出の工事が着々と進んでいる。
しかし今回は本当にラッキーだった。
消費税値上げ直前、震災復興、東京オリンピック開催決定などの多くの要因が重なり、
いま建設費は急上昇している。
もし入札が2ヶ月遅れていたら、
今回の入札予定価格ではおそらく応札してくれる建設会社はなかったと思うし、
4月にオープンなんて到底無理な話であっに違いない。
本当にひとつの会は何かに守られているとしか言いようがない。
しかしこれで安心というわけにはいかない。
工事の進捗状況を見ながら今まで以上に身が引きしまる思いがした。
今から10年前、法人にとって最初の施設であるあいおい苑が工事に入ったとき、
不安や恐れは微塵も感じなかった。
ところが今回はそんな心境ではない。
制度・報酬の改定により収益が減少、
民間参入によりサービス付き高齢者住宅の乱立、
人材不足や物価上昇など、
高齢者福祉事業を取り巻く現状は決して安易なものではない。
しかし僕はいつもこう思っている。
大きくなる企業、法人というものは
必ずしも最高の時や最高の状況で船出をしたものばかりではない。
嵐の中に船をこぎ出した者は、
どんなに大きな嵐が来たって立ち向かう覚悟が出来ている。
だから沈まない。
必ず生き残る。
厳しいときこそ知恵を出し汗を流し乗り越えていく。
ひとつの会はそういった法人だと固く信じている。
我々が生き残るための戦いが将に今始まろうとしている。
さあ、もう一踏ん張りだ。
みんなで力を合わせてフィラージュ開出を成功させよう!!
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