待ったなし、潰れる介護業界


10月12日東京新霞が関ビルにおいて、全社協福祉懇談会が開催された。
これは危機的状況にある福祉業界が種別を超えて一丸となっての必死の訴え、つまりロビー活動である。
全国社会福祉法人経営者協議会が推す衛藤晟一議員参議院議員、阿達雅志参議院議員はもちろんのこと、
武見恵三厚労大臣、田村憲久元厚労大臣、加藤勝信元厚労大臣などの歴代厚労大臣、
そして高市早苗衆議院議員、加藤鮎子女性活躍大臣等多くの国会議員が参加された。
冒頭、全社協木村厚子会長からひっ迫する福祉業界への支援が熱く訴えられた。
事実、僕の大切なひとつの会においても近年は給与が良いから他業界に転職する職員さんが後を絶たない。
僕たちの収入は介護報酬という法律や制度で定められた単価による収入である。
つまり自分たちで勝手に単価を決めることはできない。
したがって値上げはできない。
かたや一般の企業は製品の値段も給与も自主的に決めることができる。
だから商品を値上げして、得た収入で給与をどんどん上げだした。
その結果、報酬を定める国と現場の実態が僕たちの業界は乖離している。

これ以上、現状の改善ができないと福祉業界から人が逃げていく。
いや、すでにそうなっている。
まさに待ったなしの状況だ。

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