新年あけましておめでとうございます
新春の日の元旦、僕は特養梅光苑の日直で出勤した。
出勤途中で、ご来光を拝み新たな一年が幸多かれとお願いした。
さらに元旦日直の楽しみは、施設の食事である。
お雑煮はのどに詰まらないようにお餅に工夫してあり、
お節料理も柔らかく食べやすいように工夫してある。
管理栄養士や調理現場の人たちの手間も大変だったろう。
そんな穏やかな元旦が、16時10分の能登半島地震の一報で急変した。
震度7を超える大地震。
僕は全国老施協の災害対策委員長を拝命している。
まずは情報収集と災害対策委員のメンバーでもある能登の特養コスモスの紙谷さんに電話した。
連絡は何とかついたが、
「今、津波対策で3階以上に利用者を非難中です」との緊迫した声。
頑張ってくださいと一言いって早々に電話を切った。
そして全国老施協の大山知子会長に連絡。
大山会長からは近隣の県も心配との指摘があり、富山県、福井県、新潟県と各県会長の施設に連絡を入れた。
幸い近隣の県は深刻な被害はないということであったが、一番心配な能登半島の会員さんたちと連絡がつかない。
早急に全国老施協東京事務局に災害対策本部を設置し情報収集に走る。
しかしながら、情報が入らない。
能登半島という閉ざされた場所で、通信、道路が遮断され被災地に行くこともできない。
情報を全く得られないまま、今、何ができるかを必死に考えるしかない。
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