権利と義務
12月11日の日経新聞で社会福祉法人等への課税強化が先送りされたとの記事が掲載された。
僕はうれしくて、うれしくて思わず全国老人福祉施設協議会の天野局長に電話した。
全国の仲間達が力を合わせ声を上げたたまものだと思っている。
しかしだからといって浮かれているわけではない。
社会福祉法人が税金を免れる権利があると言うことは、
社会福祉事業を必死にして社会に貢献せよとの
「義務」が生じると言うことである。
権利と義務は常に表裏一体である。
たとえば給与をもらう権利があるとすれば、
仕事を遂行する義務を果たさなければならない。
我々社会福祉法人が結束し連携して権利を勝ち取ったのであれば、
それに見合う義務を果たさなければならない。
大きな大きな義務もセットで付いてくると言うことを忘れてはならない。
今こそその義務を遂行し堂々と非課税法人であり続けなければならない。
身が引き締まる思いである。
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