室内でもお花見は出来る!【宇部あいおい苑】
お久しぶりです!宇部あいおい苑居宅介護支援事業所のIです。
お久しぶり過ぎて、忘れられているのではないかと心配しています。
さて、お花見もぼちぼち終わりに近づいて来てきましたが、はらはらと散る花びらを見るのもなかなか風情があっていいですよね。
お花見と言えば、お弁当を持って公園へ!が当たり前になっていますが、中には心身の状態により外出出来ない方もおられます。その方にもお花見を楽しんでもらおうと、訪問看護さんと室内でのお花見を企画をしました。しかし、桜の枝をどこから持ってこようか?これが最大の難点でした。しかし現在のSNS機能を活かし拡散した所、なんと北九州の高校の後輩が桜の花をわざわざ宇部まで届けて下さいました。
その時点ではまだまだつぼみ。本人の体調に合わせて咲いてくれればいいけど、自然のものは待ってくれません!日に日につぼみはふくらみ、3日目にはついに満開になり強行にて決行!(決行せざるを得なかったんです。)
車に桜の花を積み、利用者さん宅へ到着。ベッドで寝ておられる利用者さんは1週間前から体調が悪く寝込んでおられたのですが、桜の花を見ると少しずつ会話も出来るようになり、最近の出来事を話して下さるようになりました。思うように動かない体がはがいいと…。でももう一度入院して病気を治してリハビリをして元気になりたい!そうおっしゃっておられました。
満開の桜が利用者さんの背中を少しでも押す力になっていれば嬉しいと思います。利用者さんは食事も喉に通らないと言われていましたが、ささやかに静かに往診の医師と訪問看護さん、ご家族でコーヒーで乾杯…。
退院したら自分の足で歩いて、公園にお花見に行こう!最後はグータッチで閉めました。その日の夕方、利用者さんは入院されました。早く元気になられて、またお会い出来る日を楽しみにしています。
ご協力して下さった高校の後輩、病院の先生、訪問看護さん、ありがとうございました。
久々の投稿ありがとう!読み進むにつれ涙が・・・・・もう顔が涙でぐちゃぐちゃです。